三連休乗車券の旅         











普段は混雑を避けて平日に旅に出ることが多いのですが、今回はKさんと三連休乗車券を使って東北を旅してきました。 行楽シーズンの連休ともなると多くの臨時列車が運転されるので、それらをつなぎ合わせての乗り鉄旅です。


旅のトップランナーは東北新幹線。8時ちょうどのやまびこ175号仙台行に乗車です。三連休乗車券は特急券・指定券別購入なので 少しでも出費を抑えるべく自由席利用。3連休初日の東京駅は当然のごとく大混雑ですが、それは折込済なので座席確保のため発車40分前からホームに並びます。


列車が仙台止まりであるのと、175号は臨時列車のためか意外や東京発車時点では自由席でもまだ空席がありました。 特に珍しい列車でなければ定期列車よりも臨時列車のほうが空いている可能性は高いです。


福島で降り、次はとれいゆつばさに乗車です!新幹線の中に足湯があるということで話題沸騰中、デビュー間もないということで指定席を確保できるか 心配でしたが、無事発売日にゲットできました。旅行商品でしか乗れないと思っている方もいるかもしれませんが、一般販売枠もあります。


乗り場は在来線ホームなのでご注意を。なお特急料金は福島までの新幹線と通しで計算できますのでまとめて購入しましょう。


まったく新幹線とは思えない車内!和モダンでおしゃれです。


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とれいゆといえば先ほどのお座敷席ですが、1両だけこのように普通座席があります。実はこちら、グリーン車の座席を使用した普通車指定席で、 指定席のねだんで利用できる乗り得座席なのです。お座敷席は畳の椅子は硬くリクライニングできないということもあり、終点まで2時間乗り通すことから快適性を重視し今回こちらの座席を指定しました。
乗ることか目的になる列車です

発車時にお見送りがありました



こちらは足湯利用券(¥380)です。とれいゆ名物の足湯は基本的にはパック旅行者向けですが、一般販売の指定席利用者でも空きがあれば16号車バーカウンターで 当日申し込むことができます。枠に限りがあるので福島停車中に真っ先に向かい、無事GETできました。


難所板谷峠へと入っていきます。この前自転車で越えたばかり。
紅葉はまだまだですね

昔はここから4連続スイッチバック



指定された足湯の利用時間は第2回目の10:30〜。10分前に来るようにとのことなので向かいます。ちょうど峠越えの区間です。


とても走っている新幹線の車内とは思えない空間!温泉の多い山形を乗ったときから体感できる、まさに型破りの楽しい列車です。新幹線に乗りながら 足湯でくつろげる時代が来るとは誰が想像したでしょうか?


内装がとてもオサレです。4人用の赤い浴槽が2つあります。湯はやや熱めの適温、ジャグジーまでついている本格派。なお水は車両基地で汲んでいるそうですw


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天井の装飾にもこだわりが

移ろいゆく景色を眺めながらの足湯は新感覚



JR幹線最急勾配の区間、レール方向に細長い浴槽上り勾配ではお湯が斜めになり溢れそうなほどギリギリまで到達w 一応「返し」がついていて溢れないようになっている とのことですが、急ブレーキとかしたらこぼれるんじゃないか?逆に峠を越え下りになると足首ぐらいまでお湯が減少しましたw


米沢駅に到着。浴槽の後ろに準備スペースがあります。準備など含めると実質10分程度浸かっていましたが案外ちょうどいい時間です。峠越えで水かさが増減するという 面白現象もあり、とても楽しめました。オリジナルタオルも付いて380円はお得だと思います。


お隣15号車の「湯上がりラウンジ」でしばしまったり。こういうフリースペースがあるのはいいですね。お座敷席を予約しなくてもこちらで畳座席を体験することができます。 併設のバーカウンターではお酒やおつまみ、デザートなどを販売しておりついつい手が伸びてしまいます。
日本酒は1合瓶に加えショット販売も

おつまみも地のものを豊富に

湯あがりのアイスクリーム

もう一度いいますが新幹線の車内です

山形は全国で唯一全市町村に温泉があるとか

峠の力餅と燻製卵もいただきます



山形に到着〜なぜかマスコミがたくさんいます。Kさんが調べたところ、後続の新幹線で天皇陛下が山形においでになるみたいです。


バラ・そば・徳内の街村山〜各駅とも到着前には観光案内がアナウンスされます。


途中対向の新幹線が鹿を轢いたとかで行き違いできずしばらく停車。30分ほど止まっていました。次の乗り継ぎは時間に余裕があるので問題ないですが、 天皇陛下の列車は大丈夫だったのかな?新幹線は新幹線でもここは地平を走る単線の新幹線。


30分遅れのまま終点新庄に到着。パック旅行で山形の温泉に浸かりに行くのもいいですね。パックだと地酒や特製のお弁当も付きます。


続いては陸羽東線に乗車です。遅延で10分ほどの乗り継ぎになりましたが、特に新庄ですることもなかったので問題なし。なおリゾートみのりは だいぶ時間が空いてしまうので普通列車で行きます。


そのリゾートみのりは車庫でお昼寝中でした。


今度も2時間の長丁場。数字当てゲームで時間をつぶしていました。


この列車は通しではなく鳴子温泉駅で乗換えとなります。10分ほどの乗り継ぎなのでさすがに駅外に出る余裕はありません。
陸羽東線沿線も温泉街道

面白い駅名ですね



本日はさらに北を目指すのですが、つまらない東北本線は新幹線ワープします。
E5&E6系車両でした

やっぱり本当の(?)新幹線は早いな〜



次の停車駅、一ノ関で降ります。古川〜一ノ関は2区間ですが特定特急料金980円で利用できます。ちょうどよくいい時間に両駅に停車するはやて341号も臨時列車。


さらに北上。ここからはやむなく東北本線普通列車で。景色もよろしくなくロングシートでもはや只の苦行ですね。。


50分ほど乗車し花巻駅で下車。バスで宿へ向かいます。


岩手の一大温泉地花巻温泉に宿泊。連休は臨時列車が多く運転されるのがメリットですが宿はお高め。温泉とバイキングで元を取る!?








〜2日目へ〜