〜2日目〜         











今日は予定にゆとりがあるのでゆっくり10時スタート。外では雪が降っていますがもう爆弾低気圧の影響はありません。なので電車も平常運行。


まずはさらに西へ進みます。なお北陸フリーきっぷのフリーエリア最西端は福井駅なので、ここからは別途運賃で。というわけで特急ではなく普通列車での移動です。 こちらのほうでは新型車両が続々配備されています。趣味的に興味深い419系なんてのは既に全廃されてしまい残念ですが、普段の利用者からすればそりゃ新型車両のほうがいいですよね。しかし地方では新型車両に置換えられると大抵編成両数が短く なって逆に混雑が増すケースが多々あります。現にこの521系も2両編成。


とりあえず全員着席が達成されているのでこの時間の輸送量としてはよろしいようです。18きっぷ期間は注意ですね。
さて福井出発直後、先行の貨物列車が業務連絡のため (?)停車しているとのことでこちらも駅間で停車。・・なんと20分近く止まっていました。その影響で鯖江で特急に2本も抜かれることになりさらに遅れが増大。やれやれ、、まあ今日は急いでないのでいいのですが。鯖江といえばメガネの生産地で有名。


結局30分遅れで武生に到着。武生に来たのは後輩N氏の実家が経営する寿司屋があるというので(笑)


本業の寿司屋は開いてなかったので1階の食堂へ。なお回転寿司も経営しているらしいですが駅からは遠いので今回は寄らず。
さて注文したのは今一押しらしいご当地B級グルメのボルカライス。オムライスにカツがのり、デミグラスソースがかかっています。コンセプトとしては長崎のトルコライスに似ていますね。


Kさんは越前おろしそばと焼鯖寿司のセット。駅前でアクセスもよくご当地グルメが食べられるのでぜひ行ってみてください〜


福井までの帰りは福井鉄道で。越前武生駅はJR武生駅から200mくらい。


居酒屋電車!?調べてみたところ往復2時間車内で飲み放題が楽しめるそうで、年末年始に運行されている飲み会列車。貸切ではなく予約すれば個人でも乗車可能で、まさに 「走る居酒屋」。「お客さ〜ん、終点ですよ〜」が宴会終了の合図でしょうか笑


今日乗るのはこちら、赤いコカコーラ電車。・・とはいえただのラッピング電車なので、乗車中にコーラが振舞われるわけではないので悪しからず。福井鉄道は 専用軌道・併用軌道(路面電車)が混在する路線ですが、奥のように大きな普通の電車も併用軌道を通ります。先日乗車した熊本電鉄と似ていますが、路面電車区間には電停もあるので乗降用の折りたたみ式のステップが乗車口に備わっています。






福井駅前までは行かず手前の市役所前駅で下車。その訳は・・


こちら、福井ソースカツ丼で有名なヨーロッパ軒へ行くためです。旅行好きな会社の上司のおススメで今回行ってみることにしました。 ソースカツ丼といえば他にも駒ヶ根や会津若松、桐生などでもご当地メニューとして売り出していますが、その中でもこのヨーロッパ軒のカツ丼は絶対的王者といっても過言でないそうです。


さきほど食事したばかりですが、大カツ丼(カツ4枚)を注文。甘辛ソースがしみたやわらかカツでご飯がすすみます。カツ丼とはいっても卵でとじてもなく、 キャベツもなくシンプルにご飯とカツだけですが、むしろこのほうが旨いです。これは北陸へ来たら外せない店ができてしまいました。しかし福井はソースカツ丼におろしそば、焼鯖寿司にボルカライス、そして越前がにと旨いものの宝庫ですね。


福井駅に戻ってきました。こちらの駅前にある途切れた高架はなんと北陸新幹線用のもの。まだ金沢開業すらしていないうちからもう先走って造ってしまったとか。


駅舎は新しく綺麗でもやっぱり有人改札。ここから再び北陸フリーきっぷの出番です。


北陸新幹線は敦賀までの整備が既に決定されていますが、そうなれば在来線福井駅は恐らく只の三セク中間駅に成り下がると思われます。現在は特急列車も発着できる長大ホームも ゆくゆくはオーバースペックに。まあまだ開業時期も未定な先の話ですが。


福井から乗車するのは和倉温泉行のサンダーバード。これで乗換なしで今宵の宿泊地、和倉温泉まで直行です。


金沢から先の七尾線は初乗車。雪に閉ざされていますが沿線は田園地帯が続いています。


普通列車は渋いカラーリング。能登ふるさと博のヘッドマークがついています。


16時頃、福井から丁度2時間程で和倉温泉駅到着。


さすが能登半島一の温泉地、送迎バスが多数待機してます。


さて宿でチェックインを済ませ、温泉街散策へ繰り出します。ひときわ存在感のある摩天楼はあの有名な加賀屋。


飲める温泉ということで飲泉所が何箇所かあります。ただし源泉は90℃もあるので注意。


こちらは有難いことに65℃に冷まして提供しています。海に近い温泉なので塩気と苦味があり、あまり大量に飲めるものではありません。


和倉温泉では500円のチケットで参加店舗の対象スイーツ3つと交換できるスイーツめぐりイベントを行っているので 散策がてら利用してみました。写真は和倉温泉に本拠地を置く有名パティシエ辻口シェフのお店。こちらではドーナツと交換させていただきました。残りは他のお店で黒ゴマソフトと抹茶シュークリームに交換しました。なかなかお得感があります。


後は温泉宿でのんびり。海に面したお部屋で眺望抜群!


ベランダにトリさんが遊びにきていました。





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