〜2日目〜         











北海道ディスティネーションキャンペーン記念Kitaca発売日。7時発売開始と早めです。1時間位前から並びました。
結果としては・・余裕でGETでき、1人3枚までなので2回購入しました。やはりJR系といえど地方で1万枚は多すぎますね。まあだいたい予想はついても、ここまで来て万一買えなかったら笑えないので一応朝早くから 並んでおくわけですが。


札幌は人口規模の割に都市が集約しているので通勤距離は短め。実際JRよりも市営地下鉄の方が混雑しているイメージがあります。 ICカード発行枚数も札幌市交通局(地下鉄及びバス)のSAPICAはJR北海道のKitacaの約2倍あるそうです。JRはもっと札幌圏に駅を新設したほうがいいんじゃないかな?


そんなこんなで記念Kitaca販売ブースは早くも閑古鳥が鳴き始めてしまったため、急遽?北海道DCキャラクターのキュンちゃんが来援。 かわいいー!


宮城のむすび丸や信州のアルクマなど、DCキャラはその後都道府県の観光大使キャラに昇格するケースが多いので、キュンちゃんも頑張って ほしいですね。北海道のキャラなんて他にはメロン熊かまりもっこりぐらいなので(あくまでイメージ)勝てそうな気はします。でも、かぶりものってコンセプトはアルクマのパクリかな?しかも時計台とかかぶってるし・・。 でもアルクマもワインボトルとかかぶってたから大丈夫!?


さて無事に旅の大義は果たせたので、土休日限定の一日散歩きっぷを買って次は函館本線に乗車。 函館本線って函館から旭川まで続いているんですね。乗っているのは小樽行です。銭函を過ぎると小樽の手前まで海景色。


北海道新幹線札幌延伸決定したんですね。ああ、また「新」小樽ですか・・。新函館も本当に何にもないところに出来るみたいですが、 どうにかして在来線と同じ駅に乗り入れできなかったもんですかねえ。新青森を見ていても、経済効果がまったく違うと思うのですが。


小樽に近づくと旧手宮線の跡地と思われる軌道が見え隠れしてきます。


9時ごろ小樽駅に到着。小樽は大学時代、部活の合宿で新日本海フェリーに乗って初めて北海道に降り立った地です。 ノスタルジックな趣のある駅舎ですね。


小樽といえば運河。古い町並みが散策にいいです。でも運河は合宿のときに少し見たので今回はお目当てではありません。


駅前通を直進すると突如現れるのがこちら、街の中に溶け込む?手宮線跡地。手宮線は短い貨物線ながらも北海道初、日本でも3番目の鉄道開業区間 だったそうで、昭和60年に廃止となりました。本当は南小樽駅から分岐して廃線跡があるので、本格的に散策してみたい方は南小樽からどうぞ。


保存なのか放置なのかわからない草ぼうぼうの状態ですが、この先総合博物館も擁する小樽市、鉄道遺産と認めて基本的には保存してくれています。 レールが残っているのはありがたいですね。


こうやって自然に還りゆく鉄路を見ていると、過去の栄枯盛衰に思いを馳せて感傷的になります。


石造りの倉庫が特徴的な運河公園。旧日本郵船の船着場だった所を埋め立て、大正期の建物を復元したそうです。水運時代の面影を色濃く残す小樽ですが、 「開発か保存か」で大いに議論紛糾となったそうです。


しばらく歩くと、合宿のときに寄ったマックスバリュの近くに古い、というかボロい客車が。


小樽市総合博物館に着きました。ここは以前は小樽交通記念館という名前で、北海道鉄道発祥の地ということで旧手宮駅跡にある鉄道を中心とした博物館です。 車両展示が豊富ということなので今回来てみました。入館料は400円です。
牛避け付きのアメリカ製蒸気機関車

北海道を代表するディーゼル特急キハ82

パノラミックウィンドウは視界が広いですね

食堂車跡地

こちらはキハ56

郵便荷物合造車のキハユニ

びっくりした!無駄にリアルです・・

広々としています

C12は手宮駅で構内入替用として活躍

終着駅に不可欠な転車台

オエ?救援客車らしい

事故などの際に使う工具や枕木などを積載

事故用操重車のソ。自動車の普及していない時代の産物

幻の現金輸送車マニ!

防弾ガラスに警備員用寝台も完備

監視カメラまでありました

充実した展示です

異国情緒ある機関庫

いかついキマロキ編成

対してこちらは茹でたエビみたい



興味深い展示が多くて後半駆け足な見学になりました。屋外展示で車両の維持管理が大変だと思いますが、貴重な鉄道遺産を末永く残してもらいたいものです。
さてバスで小樽駅まで戻り、札幌へ戻ります。13:34発快速エアポート新千歳空港行。小樽始発なので余裕で座れます。


道中に遅い昼食。小樽駅の駅弁かにめしです。ほぐし身でインパクトに欠けるのでそんなに期待していなかったのですが、予想に反して今まで食べた カニ系駅弁の中で一番うまかったです。ほぐし身あなどることなかれ。値段も850円と良心的なのがGOOD。こうなると有名な長万部のかにめしも食べてみたくなります。


生憎かにめし一つで満たされるほど燃費のいい体ではないので、このあと琴似で普通列車に乗り換え桑園で下車し、駅前の回転寿司へ行きました。 写真はないので割愛。


今日もまた旭川へと向かいます。写真は特急退避停車中の深川駅。なお一日散歩きっぷは滝川まで有効なので、エリア外の旭川では精算が必要となります。


18時半頃旭川に到着。昨日の山頭火が旨かったのでまた来店しました。生憎ラーメン一杯で満たされるほど燃費の(以下略)ということで もう一軒、一蔵にも行きました。山頭火と違いあっさり中華そば風の醤油ラーメンでした。今夜は旭川に宿泊です。





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