〜3日目〜         









最終日は九州北部をぶらぶらと特急乗りつぶし。まずはNさん希望のハイパーサルーンで小倉まで。乗車したにちりんシーガイアは 宮崎空港まで直通するロングラン運用。乗り通すと6時間近くかかります。
小倉まではちょうど1時間

グリーン車を利用



小倉で北九州モノレールに初乗車。モノレールオリジナルデザインのSUGOCAが発売されているので、もちろんゲットしておきます。
九州唯一のモノレール

小倉駅ビルに直結

一昔前感のある車両

なぜかメーテルのラッピング

貫通路が広く先まで見通せます

約20分で終点の企救丘に到着〜

除雪用のブラシを装着

終端方はそのまま車両基地へ繋がっています

ちょうど回送されていきました

難読駅名ですね

小倉方からやってきた列車

複雑なポイント

歩いてすぐにJRの駅が

タイミングよく列車が来ました

日田彦山線の駅でした

1時間に1〜2本の路線です

なんか貧弱に見える軌道

車庫線にはオリジナル塗色も

モノレールの保守用車は初めて見ました

配車はスライド式なんですね〜

乗車券はなんとQRコード式!

ちなみにSuicaなども使えます

小倉競馬場は競馬場前駅からすぐ

小倉へ戻ってきました



博多へと戻る列車はこちら。かつて往年のリレーつばめなどに充当された787系です。JR九州を代表する特急車両ですが、新幹線開業などにより活躍の場は狭まり、 乗車する「きらめき」も小倉始発博多行と短距離の運用です。


そんな1時間足らずの運用でも、なんとDXグリーン車が連結されています。バースデーパスのグリーン権で利用可能なので、あえてこの車両の列車を狙いました。
エントランスからして雰囲気が違います

こちらは通常のグリーン席



パーテーションで仕切られたその先に、ありました!たった1列3席のみのDXグリーンです。もはや寝る姿勢まで倒れるリクライニングに、シートピッチという概念のないゆとりの空間。快適な道中が約束されたも同然です。 この座席なら博多から宮崎まで乗り通してみてもいいかなとは思いますね。実際日豊本線特急にも充当されていますが、今回は1時間弱の短い旅路。通常のグリーン料金に距離により600〜1000円位の追加料金で利用できますが、 きらめき運用でのこの座席の稼働率が気になります。


※マウスオンで写真が変わります


こうして優雅に博多駅に到着すると、なにやらホームには見慣れぬ色の機関車が・・?


なんと、ななつ星が停車していました!クルーズトレインという新しいジャンルを切り拓いたこの列車は、高額なツアー代金にもかかわらず、2年以上経った今でも申込が殺到しているそうです。 もちろん実物を見るのは初めてです。
輝きというか映りこみが半端ないです

フロントグリルが特徴的な牽引機関車



先ほど乗車したDXグリーンが色褪せて見える富裕層の乗り物。AtoBの寝台列車が続々姿を消す中、九州に続いてJR東や西もクルーズトレインを新造しています。客層が違うといえばそれまでですが、 やはり自分はツアーのような「クルーズトレイン」よりも自由な「寝台列車」のほうがいいなと思ってしまいます。
九州はどこいっても水戸岡だらけ

ななつ星ラウンジにはJR九州の新入社員?が

博多駅ビルにもある鉄道神社

大分と違い平日のせいか人はまばらでした

元を取るため?無駄にかもめに乗車

普通車も革張り座席のゴージャス特急

新鳥栖で下車

新幹線乗換駅です

市街地は隣の鳥栖なので周囲は閑散

駅舎の大きさに反して改札はコンパクト

博多へトンボ返り

オリジナル800系でした



午後はNさん希望の大宰府へ行くため、まずは西鉄の福岡天神駅へ。頭端式のホームがいかにも私鉄のターミナル駅っていう感じでいいですね。私鉄は全然詳しくないので行先や種別を見ても どこ行でどこに停まるのかさっぱりわからないですね。ちなみに西鉄ではダイヤグラム型の時刻表を配布しているので要チェックです。


鹿児島本線と競合することから、日中でも特急が30分おきに発車していきます。
二日市で大宰府線に乗換え

車内はオール転換クロスシートでした



乗車したのは大宰府線の観光列車「旅人」。車両ごとに開運テーマがあり内装が異なり、記念乗車カードも貰うことができます。


天神からおよそ30分で大宰府駅に到着。平日でも人が多いですね。受験シーズンだからでしょうか?


参道も中々の盛況で活気があります。名物の梅ヶ枝餅を店先で焼く店も多くあり、焼きたてを美味しくいただきました。


菅原道真を祀る太宰府天満宮。学問の神様として有名です。まあ今となってお願いすることといえば・・昇進試験くらいですかね笑


本殿脇には早くも梅が開花していますが、この梅こそがかの有名な歌「東風吹かば にほひおこせよ梅の花〜」の梅。都を追われた道真を追って飛んできたと云われています。
帰りも旅人に乗車

運転は見習さんと怖そ〜な師匠でした

二日市で乗換え、天神へ

最後に余裕時間が余ったので、筑肥線へ



筑肥線は市営地下鉄と相互直通・直流電化とJR九州では異色の路線。しかも相互直通区間より先の筑前前原からはおよそ原型を留めない103系がいたりと、沿線風景は面白くないですが興味深いです。


時間的に行ける所まで・・ということで、筑前深江駅で折り返します。
周辺はローカルムード

線路脇から撮影

103系は地下鉄乗り入れ不可

筑前前原以西は単線



適当に時間を潰せたので、空港へ向かうとしましょう。ちょうど地下鉄空港線直通の快速がきたので、福岡空港まで乗換えなしで行けます。305系は初乗車。
通勤電車も水戸岡作品

このつり革デザインは結構いいかも



福岡空港駅に到着し、ジェットスターで成田へ。古い列車、新しい列車、乗って楽しい列車、快適な列車。様々な列車とともに九州を駆け回る内容の濃い旅でした。