〜2日目〜
        









燕市と三条市の境界上に位置する燕三条駅。西側が燕口、東側が三条口となります。駅名決定の経緯も有名ですが、この地域は金属加工や金物製造 が有名で、コンコースにはメイドインジャパンのそれらが展示されています。
タンブラーやカトラリーなど

新幹線と別改札の弥彦線は無人



高架下のホームから弥彦線に乗車。新型車両のE129系が来ました。


15分で終点の吉田に到着。弥彦線はこの先弥彦まで延びていますが、ほとんどの列車は吉田で系統分離されています。
車内はロングシートとセミクロスが半々

跨線橋から



弥彦線と越後線の2路線4方向が交わるターミナルですが、どちらの路線・方向とも列車密度は低いです。


ということで未乗の越後線に乗車します。越後線もほとんどの列車が吉田で系統分離されており、新潟方面はそれなりに本数がありますが柏崎方面は1日9往復しかなく、 これから乗車する8:39発の次はなんと12:35までありません。結構乗り継ぎ難易度の高い路線です。
海まではまだ距離がありますね

寺泊〜

穀倉地帯が広がります

次第に丘陵地帯へ



1時間少々で終点柏崎に到着。越後線は路線図で見ると海沿い近くを走っているように見えますが、実際はほとんど海は望めませんでした。 なお吉田〜新潟間が未乗として残ってしまいますが、あちらは住宅街を走るらしいのでとくに乗車予定はなし。あまり全線制覇にはこだわっていないので・・。


40分ほどの乗り継ぎで次は信越本線直江津行に乗車。長岡始発ですが車内は空いていました。新潟地区の115系って色々カラーバリエーションがありますね。


信越本線に入ってからはうってかわってすぐに海沿いへ躍り出ました。鯨波は海水浴場が有名で、以前は首都圏から臨時快速列車が走っていました。
しばらく海沿いです

ちょっと曇りなのが残念



ついに、あの「日本一海に近い駅」青海川へやってきました!向かいには越乃shu*kuraも停車しています。青海川停車は同列車のハイライトのためしばらく停車している模様です。


同時に今日の旅のハイライトでもあるので、もちろん途中下車します。


いつか降りたいと思っていた青海川駅。旅行誌やテレビ番組でも数多く取り上げられています。
跨線橋から

shu*kura用の駅名標まで用意されています



駅の裏手は急峻な地形となっており、坂道から青海川駅を眺めることができます。次の列車が来るタイミングを見計らって、俯瞰写真を撮りに向かいます。
国道8号米山大橋

険しい山道を行きます

駅舎は面白い形

米山大橋まで上がっていきます

西側からの眺め

橋の東側が撮影スポット

橋から少し下りたところでした

橋が狭いので、東側から上ってきたほうがいいかも



お〜、まさに駅全体が一望!青海川へ来たなら是非足を伸ばしたいスポットです。海と山に囲まれた険しい地形であることがわかりますね。しかもその迫り来る海は日本海、 荒れた時は大変なのでは?普段は美しく穏やかでも時に自然は猛威を振るうこともあることを忘れてはいけません。
特急しらゆき号が通過するはずなので待ち構えます。

数年前には土砂崩れが発生し駅が埋まったことも

新潟行のしらゆきが通過〜

すぐに直江津方面のしらゆきも通過

今度は東側から駅に戻ることに

海に近い、というより海に隣接

なんか道なき道になってしまった・・

線路下をくぐります

下り列車がやってきました

マッチするカラーリング

ドラマのシーンのよう

駅の両側がトンネル

天気が惜しいなぁ

夕日が沈むシーンも見てみたいです



11:47発直江津行でお別れします。もっと晴れた日や夕暮れのときにはまた違った姿を見せてくれることでしょう。その姿を見にいつか再訪したいと思います。
小雨が降ってきました

米山駅も海に近いです



犀潟で北越急行に乗り換え。狙い通り「ゆめぞら」車両が来ました!なお18きっぷでは利用できないので別途運賃が必要になります。


※マウスオンで写真が変わります


3月の北陸新幹線開業後北越急行に乗るのは初めてです。特急はくたかが廃止となり、屋台骨を失ってこれからはローカル輸送で経営していかなければなりません。新幹線への対抗?なのか、 「超快速」なる種別を登場させ話題になりました。
米どころ新潟

ヘンな形のくびき駅



最初のトンネルで早速ゆめぞら号のトンネルシアターが始まりました!長大トンネルの多いほくほく線、景色が見えないならシアターを見ればいいじゃない!ということで列車の天井を スクリーンに見立てて映像が映し出されます。なおイベント列車扱いのため日曜日の決まった運用でのみ上映となるので、HP等で確認しましょう。
今回は宇宙編でした

知らずに乗ったらビックリしますね

虫川大杉で行き違い

美佐島では停車中も上映していました



十日町からは座席が埋まる程度の乗車率となりました。内容はともかく、映像のクオリティは悪くないです。


六日町から上越線で南下します。一筆書きで辿る旅も後半戦。


越後湯沢では1時間ほど時間があるので、遅めの昼食と土産物購入を。新潟でも寄った日本酒ワンダーランド「ぽんしゅ館」、越後湯沢では「酒風呂」もあります。 本物の日本酒が入っていて、かすかに麹の香りがします。駅ナカに温泉があるなんて、列車旅にうれしいですね。ちなみにぽんしゅ館のウェブサイトで割引券がダウンロードできます。
からむしめんとタレカツ丼のセット

意外と弾力があります

お土産は色々あって迷います〜

酒風呂はもちろん入りました



1時間では全然足らないですね。次に来る時はもっと時間を確保しておくことにしましょう。いや、むしろぽんしゅ館目当てに越後湯沢に行ってもいいくらいですw
さて15:07発の水上行はご覧の混雑。もう少し上越国境を越える列車は本数増やすか編成を長くしてほしいです。


国境の長いトンネルで立ちっぱなしはさすがに退屈。。水上からは6両編成になりだいぶ余裕が生まれました。


吾妻線からの臨時列車「リゾートやまどり」に乗るため渋川で下車。おや、客車が停まっていますね。


「SL水上おいで祭り号」でした。水上始発の臨時快速ですが先ほどの越後湯沢からの列車では乗り継げず、渋川で後続の普通列車で追いつきます。そして普通列車が先に発車していきました。


「快速」ですが先を急ぐ性格のものではないので問題なし?C61 20号機は2011年に復元を果たし、D51 498号機とともに高崎地区で活躍中。


旅の最後を飾るのは16:52発リゾートやまどり大宮行。米坂線のKenjiやゆめぞら、そしてやまどりと、休日だから実現した臨時列車を繋ぎ合わせての一周旅。快適に移動できたおかげで、乗車が目的の乗りつぶし旅でも 飽きずに最後まで楽しめました。
特急よりも贅沢な2+1列配置

高崎には先着のSL列車が

ぽんしゅ館の爆弾おにぎり(鮭) ¥730

南魚沼産コシヒカリ一合握ってます