〜3日目〜         










最終日は1日散歩きっぷを使って札沼線の乗りつぶし・・・をする予定だったのですが、なんと9:55の列車に乗り遅れてしまいました。。 札沼線の末端区間へ行く列車は1日わずか3本しかないので、もう無理です。手痛いミスですが、どうするか考えた挙句結局きっぷを払い戻してもらいました。


というわけで意気消沈。。札沼線乗りつぶしはまたの機会に・・。


仕方ないので最終日は札幌周辺をぶらぶらすることに。札幌駅から徒歩10分ほどの赤れんが庁舎に行ってみました。


赤れんが庁舎とは正式には北海道庁旧本庁舎といい、明治時代に建てられたアメリカ風バロック様式の建築物として重要文化財に指定されています。館内は通年で 無料開放されており、札幌の気軽に行ける観光名所となっています。
荘厳な煉瓦造り

歴史を感じさせながらも美しい佇まい

ドーム屋根がおしゃれです

北海道開拓と共に歩んできた庁舎

雪吊りがされています

見学自由です

庁舎としては手狭な印象ですね

こちらは知事室

天井の造りもこだわりが

樺太資料館や歴史ギャラリーもあります



煉瓦の朱色が雪の白色で際立って実によく映えています。


時期的にはさっぽろ雪まつり終了直後なのですが、早くも雪像類は解体されて残っていないですね。雪まつりもいつかは見学してみたいですが、 いかんせん開催中は飛行機代もホテル代も跳ね上がるので足を運びにくいです。


日本有数の歓楽街、すすきのへやってきました。札幌は本州の下手な大都市よりも高い人口密集ぶりで、地下街を含めて中心部は相当賑わっています。人口の 約35%を札幌市が占める一極集中ぶりが北海道の特徴。その開拓の歴史において、第一次産業を勃興させるために開発された地方部では、特に農業や酪農は広大な土地を必要とするため元来人口密度は低く、他の産業が育ちにくい(=仕事がない)ことから 働き手は都市部に流出してしまうという構造的な問題があります。かつて地方で多くの人手を集めていた鉱山開発など、今や見る影も無くなってしまっています。


人口100万人を越す都市では世界で最も降雪量が多いといわれる札幌、その市民の大切な足が市電です。一度ササラ電車の活躍するところも見てみたいです。


時間もあるので市電乗りつぶしを。現在札幌市電はすすきの〜西4丁目まで逆コ字型を描く路線となっていますが、終点同士を繋いで環状線にする計画があるそうです。
雪が降っていても安心です

ICカードSAPICAも使えます

昼間でも利用者は多いですね

おなじみ札幌駅ビルのら〜めん共和国へ

「みその」の渡り蟹味噌ラーメンをいただきました

16:40発快速エアポートで空港へ

15分ヘッドで出ているので便利です

+310円で指定席Uシートを利用



いつもなら駅弁ですがたまには趣向を変えてお寿司をいただきます。札幌駅ビルにある回転寿司「根室花まる」の持ち帰り寿司です。お店で食べてもよかったんですが 人気店で行列ができていたのでテイクアウトで。


さて空港に着いたのはいいですが、悪天候でダイヤが乱れているようです。なんと午前中の便は欠航だったとか!冬は時間に余裕を持って利用したほうがいいですね。結局私の搭乗便は 所定19:20発でしたが、1時間40分遅れで出発しました。


そんなわけで成田に着いたのは22:45。京成で帰るつもりでしたが、上野行は終了しているので23:02発JR最終東京行に乗車します。


色々ダイヤ乱れや予定変更はありましたが、なんといっても北斗星完乗を果たすことができてよかったです。北海道行夜行列車が消えてしまうのは寂しい限りですが、一つの時代の生き証人に なれた幸運に感謝し、北斗星で過ごした時間を忘れずにいたいと思います。