Yさんと18きっぷの旅に行ってきました。当初は飯田線の乗りつぶしをする予定で
中央本線を西進していたのですが、やはり6時間以上軟禁されるのは老体にはキツいということで急遽計画変更。飯田線は諦めて中央西線で
名古屋へ出ることに。というわけで私にとっては2週連続の中央本線乗車、名古屋訪問となりました。
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名古屋ではYさんの希望で鶴舞にある 「水曜どうでしょう」藤村D実家でお母様が営んでいる喫茶店に寄り、小倉トーストを食します。水曜どうでしょうファンの聖地のように なっているこちらのお店、他のファンの方も多く来店されていました。小倉トーストはどうでしょうファンにのみ提供している裏メニューで、 ボリュームもありおいしかったです。一緒に頼んだレモンスカッシュは生のレモンを使用していてとても酸っぱい本物でした。 帰り掛けに友人が勇気を振り絞り(?)、藤村Dのセリフ「母ちゃん、おいしかったよ」というと他のお客さんから拍手喝采を浴びていました。 ここで「勇気の無駄遣い」「努力の方向オンチ」という名言が生まれました。 | |
翌日は東海道線を東進しながら帰ります。案外日中まともに東海道線に乗るのも 久しぶりかも? さて東進するといっておきながら、まずは3駅戻り新所原駅へ。天竜浜名湖鉄道新所原駅併設のうなぎ屋さん で早めの昼食です。こちらは生産者が経営しているので安心して国産うなぎが食べられます。 うなぎといえば高級食材のA級グルメですが、 なんとこちらのお店、その高級食材のうなぎ蒲焼をかけうどんにのせるというとんでもないメニューがあるのです。その名も 「うなぎうどんスペシャル」。それはまさしくB級グルメということで試しに注文してみることに。丸々一匹の蒲焼がのったかけうどん、 一目見て「なんともったいないことを・・」と思うわけですが、インパクトは大です。こちらでは蒸さずに焼くスタイルのため 香ばしく焼きあがったうなぎはもちろんうまい。それに対してうどんのほうは・・正直駅そばレベル(笑)でなんともアンバランス。 しかも蒲焼のたれが溶けてつゆの味は段々と変わっていきます。うなぎといえばうな丼、うな重と思っていませんか? 「ご飯にのせるならうどんにのせたっていいじゃない!」とコペルニクス的発想の転換で固定観念に縛られていた人々に衝撃を与える 価値ある一品でした。ものは試し、まさにその通りです。でも正直やっぱりうなぎはうな重、うな丼がいいかなぁ。。 | |
このあと静岡鉄道に乗車するかどうか考えた末、起点駅・終点駅ともJR駅からは 離れていることなどから遠慮しておき、代わりに岳南鉄道に乗りに行くことに。吉原駅から伸びる短い路線で、かつては貨物輸送が主体で 最近まで貨車の突放(小高い丘から貨車を突き放し下り勾配を利用して仕分ける)を行っていたことで有名。私もその様子を見たいと 思っていたのですが、そうこうしているうちに2012年3月に貨物輸送が廃止、突放も過去の風景となってしまいました。なお この4月から社名が「岳南電車」に変更になるそうです。 岳南鉄道完乗を果たし、あとは帰るのみ。熱海で駅弁を購入し船橋まではグリーン車で。18きっぷなので贅沢はいえませんが、 リクライニングするのはいいにしても東海の313系転換クロスに乗り慣れた体にはE231系の座席は硬すぎて見劣りしますね。 毎度の事ながらこの座席の硬さに否応にも関東に帰ってきてしまったことを思い知らされます。。 | |