〜3日目〜         









朝風呂でゆっくりした後の出発。湯田中駅には欧米系外国人観光客がたくさんいました。みんな野猿公苑にいったのでしょうか?
B特急で湯田中を出発。B特急なので基本ゆけむり号が充当されることは無く、行きと同じ車両でした。どうせなら今年度中に引退するらしいこげ茶色塗装のほうがよかったな〜。
須坂の次の停車駅、信濃吉田で下車。ここで下車したのは・・
実は徒歩5分くらいで飯山線の北長野駅に行けるのです。長野乗換だと飯山線に乗り継げなかったのですが、ここでショートカットするとちょうど間に合います。
北長野駅。今日はここから青春18きっぷ利用。車両センターでの廃車解体のためと思われる京浜東北線209系が留置されていました。
意外や飯山線は大混雑で、18きっぷ族やゲレンデへ向かう人やらでいっぱいでした。飯山で大量下車がありそこからは座れました。やれやれ・・混んでいるといくら風光明媚なローカル線でも乗ってて楽しめないですね。
列車は戸狩野沢温泉で後ろの車両を切り離し。切り離される側の車両にいたので移動。1両になっても空いてはいるのですがロングシート部分になってしまいました。
なので後面展望にかぶりつき。雪原を走る飯山線のハイライト区間。
県境の駅森宮野原はJR最高積雪地点。昭和20年2月に7.85mを記録したそうです。
積雪量はご覧の通り。屋根の雪が凄いです。。きれいに積もっていますが、列車進入時に崩れてきたら大惨事になるんじゃないかと・・
停車時間が長いので皆外へ出ています。しかし明らかに18きっぷの鉄ちゃんばっかりです・・。まあ私もそのうちの1人なんですが。
森宮野原からは40分ほどで十日町に到着。ほくほく線に乗り換えます。ほくほく線の高架は新幹線みたいですね。飯山線のホームから見ると同じ在来線とは思えません。
きっぷを買ってほくほく線へ。ホームの待ち人は直江津・六日町方面とも比較的盛況。
トンネルの合間にのぞかせる一瞬の風景は一層美しく感じます。
信濃川。川を越えると長大トンネルに入りしばらく景色はお預け。
さて、トンネルを抜けてすぐの駅、まつだいで下車。ここで下車したのは鉄道写真を撮るため。ご覧の構図で特急列車、特にスノーラビットを撮影するのが目的。撮影主体というのも私の中では珍しいのですが、まつだい駅はなかなか有名な鉄道写真撮影地だそうで、今回訪ねてみました。
あらかじめ時刻表でおおよその特急通過時刻は把握していたのですが、デジカメの電池残量が少ない中滅多に使わない連写設定をぶっつけ本番で使ったところ使い方を間違えていたようで、しょうもない写真しか撮れませんでした・・。せっかくのスノーラビットが・・
まつだいでは昼食時間を入れてあり、もう1本撮影のチャンスがあるのでそれに賭けます。道の駅併設のまつだい駅は明らかに駅のほうがオマケ程度で、松本電鉄の新島々駅を彷彿とさせます。
ほくほく線発祥の地の碑。おそらくこの駅の近くで起工式が行われたのでしょう。国鉄末期の建設予定線であった北越北線が特急短絡線として高規格で建設されることになり命拾いしたほくほく線。北陸新幹線開業後はどういう運命を辿っていくのでしょうか。
しかし「発祥」という言い方も面白いですね。
駅を出て雪道を歩くこと5分ほどの蕎麦屋で昼食。へぎそばを食します。へぎそばとはそばに海草が加えられているらしく喉越しがよいのが特徴。確かにつるつるした感じでした。塩で食べる天ぷらもうまかったです。
まつだい駅へ戻り、今度はJR西日本車両のはくたかを射止める。行先が逆でしたが。。直江津・金沢方面行きを狙いましょう。まあ一応見れる?写真は撮れたので良しとしましょう。
まつだい駅ホーム。特急通過時は風圧が凄いので柵の内側に入るようアナウンスが流れます。
普通列車に乗り越後湯沢へ向かいます。トンネル内で特急待避がありました。かすかにGG信号が見えます。
越後湯沢に到着。ほくほく線の普通列車は行き止まり式の0番線発着です。越後湯沢では駅舎内にある日本酒の入った温泉に入りました。激混みでしたが麹の甘い香りが漂っていて中々珍しいです。
帰りは石打始発の臨時列車、快速シーハイル上越で。快速なのでもちろん18きっぷでも乗車できます。大宮まで乗り換えなし。
自由席でも大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、満席で座れず車掌氏に指定券を発行してもらいました。¥老若男女家族連れもたくさん利用していてそれなりに知名度があるようです。
越後中里のスキー場には客車を利用した休憩所があります。この区間を通るたびに心惹かれます。
水上駅にて。ちゃんとヘッドマークもあるんですね。
大宮到着。大宮には塗色変更した185系あかぎが止まっていました。こうしてソフト鉄ちゃん風(?)冬の信州越後を巡るたびは無事に終わりました。